シングルマザーは「手当もらってずるい!」「楽してる!」って言われるけど、
手当と収入合わせても全然楽じゃないんだけど。
一人で子どもを育てていくのって想像していたよりずっと大変ですよね。
贅沢してるわけじゃないのに毎月赤字家計だったナツです。
「手当もらってるんでしょ?シングルマザーだからって甘えすぎなんじゃない?」と言われますが、シングルマザーの2人に1人は貧困といわれておりシングルマザーの貧困率は問題となっています。
一定の収入があると手当は支給対象外になるので必ず貰えるわけではありません。
子どもが1人の場合、年間所得230万を超えていれば支給対象外。
手当と収入を合わせてやっと生活が出来るという家庭は少なくありません。
一馬力だし仕方ないと諦めるのではなく、問題を解決すれば貧困から抜け出すことはできます。
私は元旦那の借金を抱えたまま離婚し、手当もなく少ない給料から借金返済をし毎月赤字に怯えて暮らしていた一人。
将来に不安しかありませんでしたが、ライフプランと家計の見直しを行い借金返済と赤字家計を解消しました。
そのためには
お金の知識をつけること
収入を増やすこと
今で精一杯なのはわかりますが10年後、20年後を見据えて早めに行動することで理想のライフプランに近づけることができます。
5年後も同じ悩みを抱えていたくない!!と思ったら、ぜひ最後まで読みすすめて下さい。
シングルマザーの生活が苦しい原因は3つ
厚生労働省の『国民生活基礎調査』の結果では子どもの貧困率は11.5%。
ひとり親世帯だけでみると44.5%と高い水準になっています。
考えられる要因は3つ。
①非正規雇用
下記の表からもわかるように母子家庭の正規雇用率は50%未満。
女性の場合は結婚や出産のタイミングで退職したり、正社員からパートへと雇用形態を変えていることが考えられます。
離婚して正規雇用の仕事に就きたいとなっても、子どもがいることで働ける時間や曜日の制限があったり急な欠勤などもあり、希望通りの条件の働き先をみつけることは簡単ではありません。
母子世帯 | 父子世帯 | |
---|---|---|
世帯数 | 119.5万世帯 | 14.9万世帯 |
就業率 | 86.3% | 88.1% |
正規雇用 | 48.8% | 69.9% |
パート・アルバイト | 38.8% | 4.9% |
自営業 | 5.0% | 14.8% |
平均年間就労収入 | 236万 | 496万 |
平均年間収入 | 272万 | 518万 |
②養育費未払い
離婚時に取り決めをしなかったことで支払わなくていいと考えたり、減額するためにわざと仕事を辞める人もいるのが現状。
母子家庭で養育費を受け取っている割合はわずか28.1%(父子家庭では8.8%とさらに低くなります)。
取り決めをしていたとしても継続的に支払いしている人は少なく、時間や労力がかかると未払いでも諦めてしまうケースも……。
養育費は子どもの権利、子どものためのお金です。
たとえ離婚しても子の親であることは変わりませんし、最低限の生活や教育を受けさせてあげる責任があることを忘れないでほしいです。
③貯蓄にまわす余裕がない
養育費や手当などを含めた母子家庭の平均年間収入は272万。
就労所得は父子家庭と比べても半分以下の236万で年間260万も少なくなっています。
年間収入が236万なら月の手取りは約16万。
毎月の生活がやっとで貯蓄にまわす余裕はほとんどない、むしろ赤字というシングルマザーも……。
貯蓄ができていないシングルマザーの割合は22.5%で、4人に1人は貯蓄が出来ていない状況。
貧困生活が及ぼす影響
①子どもの教育費確保が難しい
子どもにかかる費用は教育費、食費、医療費だけではありません。
習い事の費用、誕生日や進学などのお祝い、レジャーや旅行など子どもの笑顔や思い出のためにかけてあげたい費用もありますよね。
0歳から中学卒業までに約1900万のお金が必要になるという結果もでており、高校も公立か私立かで違いはあれど600万前後は必要。
②生活の質や満足度が低い
教育費確保のためには生活にかかる費用をおさえる必要があります。
子どもの習い事、レジャーや旅行などにかかる費用を抑えることは、教育費確保のためには必要かもしれませんが子どもに我慢させることも増えていきます。
やりたいことを習っている友達、長期休みには旅行やレジャーを楽しんでいる友達。
周りの友達と比較して羨ましく感じてしまうことも……。
③子どもと過ごす時間
仕事のかけ持ちや夜遅くまで働くことで子どもと過ごす時間が犠牲になっていませんか?
子どもとの時間を優先するか?
金銭的な問題を解消するために働く時間を優先するか?
生活するためにお金は必要ですが、お金を稼ぐことは目的ではないはずです。
子どもと笑顔で過ごしたい!子どもと楽しい時間をすごしたい!が本当の目的。
母親と過ごす時間を満足に得られず寂しさを感じても、心配させないようにと我慢している子もたくさんいます。
マルコメのCM見たことありますか?
あなたはこのCMをみてどう感じましたか?
④老後資金の問題
毎日の生活や子どもの教育費確保が優先になれば、自身の老後資金は後回しになりがち。
子どもが巣立ってから老後資金を貯めようと考えていませんか?
そのときあなたは何歳になっていますか?
老後2000万問題とも言われていますが50代、60代になってから貯めるは現実的ではありません。
老後もお金の不安を抱えるのは避けたいですよね……。
離婚後の生活にかかる費用は約23万
生活にかかる項目としては家賃、食費、光熱費、教育費、日用品、医療・保険料、通信費。
それ以外にも交通費や交際費など。
家賃相場はお住いの地域によってかわりますのであくまで平均値として参考にして下さい。
母子家庭の生活費内訳は?
総務省統計局公表の「2022年度 家計調査 世帯類型別(表3-6)」を参考にすると、母子世帯の生活費は23万前後であることがわかります。
母親と20歳未満の 子供のみの世帯 | 母親と18歳未満の 子供のみの世帯 | |
---|---|---|
食費 | 56,717円 | 57,200円 |
水道・光熱費 | 18,896円 | 18,486円 |
住居費 | 25,938円 | 24,593円 |
教育 | 21,538円 | 18,326円 |
被服 | 9,540円 | 9,444円 |
日用品 | 7,431円 | 7,375円 |
保険医療 | 7,127円 | 6,789円 |
通信費 | 13,393円 | 12,827円 |
交通費 | 16,260円 | 16,630円 |
娯楽費 | 20,168円 | 21,607円 |
その他雑費 | 39,598円 | 38,581円 |
合計 | 236,604円 | 231,859円 |
18歳未満人員が1.68人(母親と18歳未満の子供のみの場合)で計算されているため、お子さんが3人以上の世帯では23万以上生活費がかかると考えられます。
手取り平均が月16万なら……毎月7万ほどの赤字!!
手当貰えたとしても赤字カバーできないかも泣
手当や養育費を貰っていても決して楽な生活を送っているわけではありません。
シングルマザーが受けられる支援・手当
仕事をしていても生活が苦しいと感じているなら、ひとり親向けの支援制度や手当を受けることができるか相談しましょう。
支援や手当は申請しないと受けることはできません。
支援制度はお住いの自治体でかわりますので、まずは利用できるものがないか相談しましょう。
貧困から抜け出すためにやることは2つ
①需要の高い資格やスキルを身につける
スキルを身につければキャリアアップや転職、副業に活かすことができます。
お子さんとの時間も大切にしたいと考えるなら在宅ワーク可能な副業もたくさんあり、副業からはじめて将来的に独立したりフリーランスとして活躍されている方もいます。
オンラインで学ぶことができ、スキル取得した後も働き方や案件獲得のサポートまでしてくれるmineが人気。
しかもシングルマザーなら国の給付金を受けながらスキルを身につけることもできるんです。(支給対象条件あり)
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②お金の知識をつけ家計見直しをおこなう
お金の知識をつけたり、家計管理や見直しをする方が増えています。
ネットで情報を得ることはできても果たして自分にあっているのか?って正直わからないですよね。
見直すポイントや自分にあった貯め方を知ることで将来に向けてどう行動していけばいいか考えられるようになります。
お金の知識って学ばないかぎり誰も教えてはくれないですよね。
児童扶養手当の支給対象外の裏ワザにしても知らないだけでもったいことしていたなと感じたので、得られることは得ておくべき。
そこから自分自身に必要なものを取捨選択すればいいのです。
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シングルマザーでも貧困回避は可能
シングルマザーが貧困を回避するためには今の生活を変える必要があることがわかりました。
正社員として働けても急な休みや働く時間、小1の壁など課題はたくさんあります。
今は正社員=安定の時代ではありません。
とくに一馬力のシングルマザーは将来に備えて家計の見直しをおこなったり、副業で収入の柱を増やしておくことが大切になります。
仕事と子育ての両立を考えるシングルマザーにとって在宅ワークはぴったり!
働きにくさやストレスを抱えて我慢するなら、自分のペースで働ける環境にかえることで心身ともに楽になります。
在宅ワークで活かせる知識もスキルもない、なんならパソコンもさわれない……
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さらにシングルマザーで条件を満たせば給付金を受給しながら受講することができます。
受講費が払えないと諦めていた方は受給可能かまずは相談してみましょう。