こんな方におすすめ
- 離婚したい(離婚した)が収入が少なく、毎月の生活費など負担に感じる事がある方
- 仕事と子育ての両立が難しく、今の働き方に不安がある方
- 時間、お金だけではなく精神的な余裕もない方
離婚して一人で子どもを育てていくことは簡単ではありません。
それでも今、あなたが『離婚』を考えるくらい結婚生活に限界を感じているのならぜひ最後まで読んで下さい。
子どもと笑顔で過ごすために離婚したのに、「離婚した方が悲惨……」なんてことは避けたいですよね。
新しい生活をスタートしよう!と前向きに考えるためにも、離婚後の現実を知っておいてください。
シングルマザーが悲惨な末路を迎えると言われている一番の理由は経済的な負担が大きいため。
お金の悩みを解決すれば悲惨な末路を回避することはできますよ。
離婚したから悲惨なわけではない
昔に比べると離婚する夫婦は増えていますが、『離婚』『シングルマザー』に対してネガティブな印象を持つ方も少なくありません。
ですが「シングルマザー=悲惨な末路を迎える」と決まっている訳ではありません。
私も「離婚=苦労する」と考えて、なかなか離婚を選択することができませんでした。
私自身も『シングルマザー 生活 悲惨』とネガティブワードで検索しては絶望していた一人です。
けどネガティブワードで調べればネガティブなことしか書かれていないのも当たり前なんです。
離婚してもしなくても大変なことに変わりないなら、大変でも楽しいと思える時間を過ごしたいと考えて離婚を選択しました。
金銭的に決して楽な生活ではありません。
それでも【結婚していた生活に戻りたい】と考えたことは5年間で1度もありません。
離婚することが悲惨なわけでは決してありません。
イライラして毎日余裕もなく夫婦喧嘩が絶えない環境より、子どもと向き合いながら自分のペースで生活できる今が気楽。
シングルマザーが悲惨と言われる3つの原因
悲惨と言われる原因は離婚そのものではなく、『お金の負担』『仕事と子育ての両立』『体力や精神的負担』の3つが大きな理由。
子育てされている方ならこの3つの悩みを一度は経験しているんじゃないでしょうか?
シングルマザーは『一人で』抱え込むことになるのでさらに悲惨になりやすいと言われています。
シングルマザーが悲惨な理由①お金の負担
シングルマザーの生活で一番の問題は『お金がない』ことです。
離婚を決断できない人の中には、子どもと生活していくだけの収入を確保できるかが不安という方も……。
厚生労働省が出している『令和3年度全国ひとり親世帯等調査』の結果でも、父子家庭と比較して母子家庭は平均年収が260万少ないことがわかります。
収入に手当てや養育費を合わせてなんとか生活出来ている状況なので、貯蓄もなく将来に不安を感じるシングルマザーは少なくありません。
シングルマザーの39.8 %が『貯蓄額50万円未満』と一番高い割合になっており、貯蓄に回す余裕のないことがわかります。
シングルマザーが悲惨な原因②仕事と子育ての両立が難しい
正規雇用のシングルマザーも増えたことで、帰宅時間は『午後6時~8時』がもっとも多くなっています。
帰宅後は子どものお迎え、夕ご飯の支度や家事、お風呂に入れて…あっという間に子どもは寝る時間。
子どもとゆっくり過ごす時間はほとんどありません。
一馬力のシングルマザーにとっては安定した収入を得ることは大切。
そのためには子どもと過ごす時間を削る必要もあります。
子どもとの時間を優先したいと考えて、副業や在宅ワーク可能な仕事へ転職するシングルマザーもいます。
シングルマザーが悲惨な原因③体力や精神的な負担
ダブルワークや副業、家事に子育てとゆっくり休む暇もありません。
誰にも頼らず「一人ですべてやる!」と抱え込んでしまったり、子どもとの生活のためと無理しがち。
誰にも甘えることができず、体力的にも精神的にも限界……。
どんなにかわいい我が子との生活でもイライラしたり、精神的に疲れることはあります。
離婚したからストレスフリーになるわけではありません。
シングルマザーだから!と自分を追い込んでいませんか?
身近に頼れる人や気軽に相談できる相手がいない人は要注意!!
悲惨な末路を迎えたくないなら6つのやるべきこと
やること①万が一の保険を見直す
まず最優先にやるべきことはお金の見直し!お金の問題は後回しにしてもメリットはありません。
赤字家計なら『収入を増やす』もしくは『支出を抑える』必要があります。
無理なく支出を抑えるなら食費や日用品など毎月変動する項目ではなく、保険や通信費、光熱費などの固定費を見直しましょう。
その中でも離婚したら『保険』の見直しはマスト!離婚したことでライフスタイルは大きく変わります。
今の生活に必要な保障は何か?今の保険で保障されるのか?などきちんと見直しておく必要があります。
万が一に備えて加入していたのに、全く保障されなかった……となる前に早めに相談しておきましょう。
\自分にぴったりなFPを探すなら/
保険会社によって取り扱いできる商品は違うので、FPに相談しながら比較するのがおすすめ。
毎月支払うものだからこそ、しっかり見直しておくことで大きな節約に繋がります。
やること②養育費の話し合いをする
離婚後お子さんとの生活を一番に考えるなら、養育費はきちんと決めておきましょう。
「早く離婚したい」「顔も見たくないし関りたくない」という気持ちはわかります。
しかし、成長していくお子さんに我慢ばかりさせたくないなら、妥協せず話し合ってください。
生活費や進学など成長するにつれてお金は確実に必要になっていきます。
仕事と子育ての両立は体力だけでなく精神的負担も想像以上!
養育費請求は離婚後でも可能!
取り決めたら公正証書に残しておくことで、未払い時にも対応しやすくなります。
離婚しても毎月お子さんのためを思って振り込んでくれている事は是非お子さんにも伝えてあげてほしいです。
やること③働き方を見直す
子どもが小さいと急な体調不良で仕事を休むことも多いため、無理して正社員になっても働きにくさを感じるかもしれません。
パート、正社員どちらもメリット・デメリットがあるので、いきなり働き方や職種をかえるのは不安……という方には副業がおすすめ。
子どもの成長に合わせた働き方ができるように、在宅ワーク可能なスキル・資格取得するシングルマザーが増えています。
子育てママこそ在宅ワークを目指す!
特に未就学児や小学生のママに在宅ワークは人気!
子どもの生活時間に合わせて働けるので、無理なく続けやすいのが理由。
在宅ワークがおすすめな方
急な体調不良で欠勤や早退が多く、働きにくいと感じている方
子どもの生活リズムに合わせて、一緒に過ごす時間を大切にしたい方
小1の壁、小4の壁心配……今の働き方は難しいと感じている方
ひとり親の支援制度を利用することで、在宅ワークで使える資格取得が可能!(※条件あり)
副業からスタートして、将来フリーランスや独立を目指すことも夢ではありません。
やること④自分の時間をとる
シングルマザーだから遊んでる暇はない!と考えていませんか?
親として責任感はとっても大切ですが、母親だって息抜きは必要ですよ。
仕事に子育て、家事と一人でなんでもこなしているからこそ自分の時間も大切にして下さい。
忙しい時に『ママ!ママ!』と呼ばれ続け、余裕なくイライラしてませんか?
ちょっとしたことでイライラしたり、時間ばかり気にして子どもとゆっくり向き合えていないと感じているなら要注意!
子どもの寝顔を見ながら『こんなはずじゃ……』と思うことがあるなら、好きなことをして自分を大切にする時間を過ごしてください。
心身ともに疲れていると感じる日は、家事もさぼっていい!
外食やお惣菜ですませて浮いた時間で好きなことして息抜きしましょう。
無理して心身ともに疲れ果てても、かわってくれる人はいません。
身近に頼れる人がいないからこそ、たまには休んだりサボったりするのも必要なこと。
体調を崩したときの乗り越え方を書いていますが、離婚して一番大変だったのは自分自身が体調を崩したときです……。
心も身体も健康に過ごせるように溜め込みすぎるのはやめましょう。
やること⑤支援制度を活用する
お住いの自治体によって利用できる支援制度は異なりますが、ひとり親のための支援制度はたくさんあります。
◎ひとり親の手当や支援制度◎
○児童扶養手当
○ひとり親医療費助成制度
○住宅手当
○電車・バスの割引
○自立支援教育訓練給付金
など…
離婚したら自動的に支援される訳ではなく、ほとんど申請が必要。
『シングルマザー(ひとり親)の貰える手当と制度』を参考にお住いの自治体に確認しておきましょう。
やること⑥相談相手やパートナーを見つける
離婚の悩み、子育ての悩み、シングルマザーの悩み…気軽に相談できる人はいますか?
助けを求めたり、誰かに頼ることも生きていく上では必要なこと。
支えあえる存在が欲しいなら新しい出会いを探してみるのも1つ。
シングルマザーは出会いがなく、恋愛対象外と思うかもしれませんが、5人に1人は離婚後5年以内に再婚しています。
出会いの場に行きにくいシンママにおすすめなのはシングルマザー向けのマッチングアプリ『マリッシュ』
ただし、シングルマザーの恋愛は一般的な恋愛とは違うことをきちんと理解してくださいね。
悲惨な末路をさけるのは早い行動
シングルマザーはお金や仕事、子育てと一人で悩みを抱え込んでいることがわかりました。
特にお金の悩みは身近な人にこそ相談しにくく、知識も少ないため解決できる抱え込みやすい悩み。
私もお金の不安を抱えたまま離婚しました。
元旦那の借金抱え常に家計は赤字状態…
毎月の生活費を捻出するのがやっとで、子どもの教育費や老後資金を考える余裕はありませんでした。
家計の見直しをしても数千円の節約がやっとの状態。
と老後以前に、近い将来さえ不安だったので恥ずかしい気持ちを押し殺してプランナーさんに相談しました。
ライフプランにあわせた無理のない貯蓄方法や優先項目、見直すポイントなど1つ1つ丁寧に教えてくれました。
お先真っ暗……と思っていましたが、お金の悩みが少し解消されたことで心にも余裕をもつことができました。
一人で抱えていても解決されないからこそ、お金のプロに相談し自分に合わせたライフプランをたてることが大切になります。
女性は結婚や離婚、出産、子育てとライフステージがかわっていくので、何度でも無料で相談できるのは嬉しい。
無理な勧誘もなく、オンラインで気軽に相談できるので悩むならまずは相談してみましょう。